茶の匠

世界に誇れるものの一つに茶の文化がある。

茶室は単に茶を喫する場にあらず、茶室には古今の文化、芸術、賢人の教え、そして人の生きる道を求め高める場でもある。

著者は、「新しい美の創造を試みる知恵と感性の修行の場」でもある、と述べている。

我が家にも三畳台目の茶室があるが、打たれた釘一本にも我々の知り得ない茶の約束と匠の技が隠されているのである。

この本は茶室建設の三十六の「茶の匠」の技が、茶室、内装、素材、路地に分けられ息づくが如く記されている。

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