香雪美術館 秋期展

桃山時代、一つの文化の創造者と言って過言でない 千利休。後世へ偉大な道を打ち立て 現代においても美と内なる精神のありようを示してなお憚らない 茶の湯の世界の大成者。

この秋期展は 利休の所持した品々や 桃山時代の名品のいくつかが 利休の真筆になるお軸とともに展観されている。

四百年を経ていま 「静寂」の世界が 文化創造の心拍が ひしと伝わって来ます。

もう一度訪れたい。

写真は 香節美術館の入り口の前の紅葉の古木に、見事な「きのこ」が開いていました。

美術館の方も、「紅葉にきのことは珍しい。今回の利休展に天から贈られた吉兆であろうと思っています。」とおっしゃっていました。 

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