ピッケル 名門 「札幌門田」

戦前戦後 アルピニスト垂唾のピッケルだ。当時二人の名工が居たと言う。そのうちの一人 札幌門田 だ。昭和30年前後購入した作品です、初代が昭和29年に亡くなっているので初代作の可能性が強い。(未確認) 写真のピッケル、ウッドオイルを十分吸い込んだシャフトはまだまだ現役のよう。 重量は880gで 非常にバランスがいいから、大変軽く感じる。海外からの注文にも応えたと聞いたが、寡作と言われた「札幌門田」、日本に何本現存するのだろうか。・・・「冬山へ連れていって」と囁きが聞こえる。

2006・11・17 今回訪れた東京芸大出のイベント、ユニヴァーシティ・ミュージアム合同展の中に「仙台山内」のピッケルが陳列されていた、「札幌門田」と当時双璧といわれた名品。(高松宮が寄贈されていた)。仙台山内 一度目にすることが出来るかどうか、やはり今回の東京はラッキーがあったようだ。 札幌門田  歴史的な貴重なピッケルです。

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私はこれを携え大山冬山に数回行っている。