陶芸家 西本直文

 この方は西本暎泉先生http://www.hiroshima-e-art.com/file/...の三男。私が若かりし頃、広島勤務で集金業務に携わっていた時、郊外の通りかかった街角、窓越しに西本暎泉先生が轆轤を挽いていらっしゃる姿にしばし立ち止まって眺めさせて頂いた。

 私の陶芸暦はここから始まっています。このときには 先生に長男さんが生まれたばかりの頃でした。

 その先生の三男のお方が父の跡を継ぎ、今は立派な陶芸家に成長なさって・・・、本当にお目出度いことでもありますし、私にとっても大変嬉しい事でもあります。

 西本暎泉先生との あの出会いがなかったら、「どうぞお入りください」との奥様のお声がなかったら、今の私は無かったに違いありません。

 今日、岡山天満屋での ご三男、西本直文先生の素晴らしい展観作品と、先生のお人柄に触れることが出来、在りし日を懐かしむとともに西本暎泉先生に改めて感謝の気持ちが 感傷にも似たかたちで強く湧いてきております。

 私はその後 転勤や、業務都合で各地の優れた先生(陶芸家)の指導を受けることも出来ました、これは またしても幸いなことでありました。

【西本 直文先生ののプロフィール】

  1965年  西本 瑛泉の三男に生まれる

  1993年  '93県美展大賞受賞 童の里工芸館所蔵(宮崎)

  1995年  国際美術大賞展 '95イタリアフィレンツェ出品

         「十二単釉彩器」フィレンツェ・モンテルポ国際親善賞

陶芸家 西本直文の画像