橋崩壊 反省の無い輩たち
日本の橋は安心と冬柴国交相
冬柴鉄三国土交通相は3日の記者会見で、米ミネソタ州の高速道路の橋崩落事故に関連して「日本ではあのようなことは起こらないと信じており、安心してほしい」と述べた。国交相はその理由として「日本は安全性にかかわる本格的な調査を5年に1度実施している。その間も地方自治体で検査をしている」と指摘。
昔ロサンゼルス地震で高速道の倒壊があったとき、国交省は同じことを言っていた。と記憶がある。
その後、阪神大震災で高速道路はいとも簡単に崩れ落ちている。
この会見で、冬柴鉄三国土交通相は国交省道路局等の官僚から聞いたものをそのまま流したのか 自分の勘で話したのだろう、無責任大臣のお手本だ。
○ TV朝日でこの方の話をちらりと聞いただけだが([東大社会基盤学] 藤野陽三. 所属研究室:: 橋梁研究室; 役職:: 教授; : 専門:: 社会基盤学; 主な担当講義:: 橋,構造計画・設計 振動・制御・モニタリング,地震・風,都市のセキュリティデザイン )
「日本の橋も安心ではない、このようなことも起こりうる」とのこと。
それに・・・橋の定期点検、わずか13% 国交省の自治体調査
道路の橋について定期点検を行っている自治体が今年2月時点で13%にとどまっていることが3日、国土交通省のまとめで分かった。2007年度から定期点検を始めた自治体も多いが、国交省は米ミネソタ州の道路橋崩落事故も踏まえ、定期点検と計画的な修繕を求めている。
定期点検はハンマーによる打音検査などで、ひび割れや腐食を調査。国管理の国道では5年に1度点検しているが、自治体のチェックは巡回の際など不定期に行われるケースが多い。
国交省の調査に定期点検を行っていないと回答したのは、都道府県のうち7県、市区町村では回答した1768市区町村のうち1567で、自治体の割合にして87%に上った。
ということ。