天才か妖怪か 河鍋暁斎

河鍋暁斎 幕末に大活躍した画家で58歳で生涯を終えた人だが、その画業は並みの画家なら100年かけても消化出来ないだろう高い質と量を生み出し後世に残していると聞きました。

今日 京都国立博物館に一日張り付いてその画業を堪能させて頂いて来ましたが、強烈と言うか強靭と言うか全く持ってその個性的な筆致画風は国内はおろかこの時代にあって海外においても格段の高い評価を獲得した超実力派の画家とされている事を知りました。

暁斎の画風に魅了された外国人が 彼に教えを請っており 彼もまた西洋の技術を学び取り入れると言う貪欲なまでの絵画の鬼と(妖怪画も多い)化していたのですね。そして サブタイトルには「絵画の冒険者」とありますがまさにその通りなのでしょう。

すごい人気のようでした、人の入りの多さと熱気には驚きましたね。

なお、小品でしたが「四季耕作図」(双幅)など ほれぼれと鑑賞させて頂きました。

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