岡山の桃

桃の出荷量は岡山県が第5位だと言う。

しかし岡山の桃は舌触り、色香、デリケートな味、それに気品 と撫で回したくなる肌触り、ずっしりとした肉質感、 やはり日本一いや世界一と言って間違いは無いでしょう。

各県で栽培されている桃のルーツはほとんど岡山にあるそうです。

それに いまだに 新しい品種の発見、改良がおこなわれていて、より高品位の桃が送り出されようとしている。

中でも「清水白桃」、「白鳳」は国内の桃の女王と言っても過言ではありません。

世界に誇れる産品ですね。

ただ岡山人は引っ込み思案、宣伝下手、むっつり屋、内弁慶と言う面が強く、折角の高品位商品、ブランドなどを持ち腐れさせているようです。

岡山の中でも県南物が好評、備前一宮一帯、玉島近辺の桃が特に美味しいと思います。

桃には整腸作用があるとされ、毎年夏になると毎日桃を欠かすことがありません。

 やわ肌の ももも弾みし ひざ枕          〈涙腺子〉 

        つい伸びし手に しずく滴る       〈凡求子〉

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