偉大な作家・・・岡鹿之助 ほか・ 岡山天満屋:小さな名品展

小画廊だからであろう 新聞の広告にもほんの一行の広告。

でも何か惹かれるものがあって出かけてみた。

そこには小品であれ平素まちかに見ることの出来ない作品がづらり。

そこには岡鹿之助三岸節子等々工芸では人間国宝の作品が所狭しと陳列してある。

目を惹いたのは私が学生の頃から、 岡田三郎助に素描を学んだと言う 岡鹿之助 大好きで 展覧会にはよく出かけ、図録は何時も買っていた。

彼の作品 特に「雪の発電所」が知られているが、 その鹿之助が到達した点描は同系色の点を並置して揺るぎ無いマチエールを追求し 苦悩の中に「雪の発電所」で到達したと言われている。鹿之助のこの技法は、被写体のもつ、幻想、そしてあるものは重くあるものは軽く、その慟哭、静謐を鑑賞者に負担を与えること無くキャンバスに乗せ、描き切っています。

話はそれるが

政令市岡山・・・恥ずかしいが未だ文化振興ビジョンも描かれていない文化貧困市。一時も早く文化振興グランドデザイン 描いて頂きたい。

ベネッセが代わりメセナで大きく貢献は下さっているが、もっともっと多くの地元企業、文化で貢献してほしい。

岡山駅前にIAONが巨大モール出店(倒産林原跡地)する事が決定、物の販売だけに偏らず、出店地域のレベルアップに貢献する、文化に貢献する、大きない目での出店を期待します。

これまでメセナでは何をやられているのかあまり見えてこない岡山天満屋、広い目を持ち地域に顧客にカルチャーによる魅力付けをメセナでアッピールしてほしい。地域への貢献これが愛される天満屋、そして企業発展存続のキーワードだと見ています。

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