サクラの実生
サクラの実生ほどわくわくするものはない。
親は太白であっても相手が太白とは限らないし、その確立はきわめて低い。
どこの誰と交配したかはこちらが交配させたものでない限り先ず判らない。
と言うことは、この実生からどんな桜が咲くのか判らないと言うこと・・・。
じゃあ珍しい桜、または新種が生まれるかと言うとその確立は万分の一だと言う。
宝くじみたいなものだ。
1昨日種が割れたと思ったら今日はもう双葉。夕方には本葉が出てきている。
2年後には1メートルを越し、4年後には数輪の花を付けてくれる。
この実生が何十と生まれてくる、どうしよう、育てる責任を感じるなあ。
ひょっと新種がうまれてくれたら、どうしよう、なんと言う名前をつけようか・・・。