2002-05-01から1ヶ月間の記事一覧

茶花栽培入門

季節(一月から十二月)の茶花の鉢植え栽培方法(育て方)が、水やりから施肥のタイミングまでていねいに解説されています。 今蔓竜胆の栽培に挑戦しています。 著者は 京都花フジの二代目ご主人。

胃検診

年に一度の検診。問題なく終了。 検診順序として 1.胃液の分泌を抑える薬を飲む 2.喉を痺れさす液体でうがいをする。3.同じく喉にスプレイする。 4.胃の顫動を押さえ且つ気持ちを安定させる・静脈注射。 ここまでが大変と言えば大変。 カメラの挿入には…

能 杜若

業平と高貴な女性の恋物語ー伊勢物語ー 〈植え置きし、昔の宿の杜若〉 〈色ばかりこそ、昔なりけり〉 好天に恵まれた今日、新緑の杜の能舞台で、世俗を一時ばかり離れて、能を鑑賞。〈色ばかりこそ、昔なりけり〉。 日本文化悠久の流れ・・・ここにもあった。

Toilettes

パリのメトロ クニャンンクール近くの高架下に、にょきっと生えた感じの構築物。強い関心が湧き、なんだろうかと近寄ってよく見たら トイレではないか。 誰か利用する人はいないかと約10分間近く、見て見ぬ振りをして様子を窺ったが誰一人利用しない。 で…

利家所縁の「名槍」相州正俊

頃は戦国慶長年間(1596~1614)桃山~江戸の匠 相州正俊の作であるぞー。加賀百万石の初代本多政重がー 関が原の戦いで用いし物なりー。 穂の長さは80センチ、柄の長さは240センチに及ぶ[大身の槍]なーり。馬上で打ち振るには よほどの豪の兵…

天平の甍

天平と言えば、わが国の仏教文化に大きな影響をもたらした鑑真和上渡来の頃。1250年程前のことだ。緑あふれる自然のなかに建立され、人々の心の安らぎの場となっていたであろう雄大な寺院。 巧まずして作られた、直径20センチにならんとする軒先瓦。堂…

三閑人

水指の蓋を置くもので蓋置きと言う。蓋置きには何十種とあるが、その中でもよく知られ、よく使われているもの。唐子が三人背中合わせに手をつないだ形のもので、これは焼き物だが銅製のものも多い。 お茶人もしかめっ面しているようだが、こんな可愛いものを…

油壺

江戸時代どこの家にもいくつか転がっていた小壺。 用途は灯油を入れたり鬢付け油や鉄漿(おはぐろ)を入れたりする雑器であった。(と聞いている) 今は、この可愛い姿と、さりげない絵付けが受けて、コレクションの対象になっているらしい。この写真の絵付…

高台

お茶碗の裏には高台と呼ばれる丸い脚?がついている。 お茶碗の重要な見所の一つであります。 このお茶碗は瀬戸黒(引き出し黒とも言う)で、堂々とした、一気に切りあげた飾らない高台で、相当腕の立つ 美濃の陶工になるものでありましょう。高台脇の土味も…

大山蓮華

信楽焼きの男性的な花生けによく似合っている 大山蓮華。関東以西の深山に自生する、落葉低木。新梢の先に白い花をつける。新緑中にこの白い花を見つけると、はっと心打たれる思いがする。五月の茶花として茶席に幽玄を醸してくれる。茶花には露を打って床に…

日本男児にもっとも似合う、フォーマルウエアー。(と、私は思う) 足の短さをカバーして、堂々たる風格をかもし出す。 でも最近結婚式で袴はいた新婚男子を見ましたが、とってつけた様な感じで似合ってなかった・・・。 足が長くなった所為でしょうか、日本…

ぼうふら

お煎茶の湯沸しのこと。 陶器の素焼き又は焼締めで出来ており、金気のない美味しいお湯が炊ける。 最近は緑茶ブームは良いのですが、どうも中国づいちゃって、日本の玉露、煎茶は忘れられ勝ち。 百貨店や繁華街の一角に中国茶コーナーなど出来て、気軽に楽し…

正座

ライフスタイルの変化から、日本の文化ともいえる 「正座」 をする機会がずいぶん減ってきたようですが・・・。 さて今日 献茶会に出かけ、正座してお点前を戴きました、背筋を伸ばし、両手をついてご挨拶をし、戴く一服は清清しくも格別の味でした。また日…

梅干

7~8年前に植えた梅ノ木になる梅を毎年漬けています。 写真の梅は昨年漬けたものです。 毎朝出される梅干は2年前のものだそうで、写真の梅は当分食べられそうにない。 写真を撮ると言ったら、大きくていいとこ選んで盛り付けてくれました。 でもよそで見…

赤の季節

この時期の果物屋は 赤一色。・・・ちょと言いすぎか。 我が家の食卓も華やかになろうと言うもの。 というよりキーワード写真に『赤』が不足していたのでぜひ一枚入れてみたかった。(5/17・市場の店先でのショット。)

BLACK CURRANT

目に良いといわれるアントシアニンが、ブルーベリーの約3倍含有していると言う。 ジャムになっていて さっぱりした口触りは朝の食欲を進めてくれます。目の疲れもずいぶん違うような気がする・・・のは気のせいか・・・。 なお、フランス名「カシス」日本名…

棟方志功

最大の賛辞を贈られる版画家。青森の出身。 目を悪くされていた為 版板を舐めるようにして彫り上げる。それでいて大胆闊達、見る人の心に沁みこむ画風は世界の 棟方 として絶賛を博している。 ゴッホを敬愛していたことから、ゴッホと同じ形の墓に眠っていら…

元禄枕

江戸時代から、仮眠用、携帯用の使用されていて、錦絵などに小姓や遊女が仮眠するときに使われた様子が見られます。はて、寝返りをどのように打つのでしょう?。

竜天天文台

400ミリの反射望遠鏡を備えていて、一般観測は、木、金、土の午後6時から10時まで無料開放されている。木星、金星、土星、スバル星雲・・・しし座・・・解説つきで、宇宙のロマンにひたることが出来ます。 ここにはオーとキャンプ場が併設されていて、…

ペルシャの皿

ペルシャノ皿(古陶)の絵付けはどれを見てものびのびと描かれていて素晴らしい。また日本人の好きな呉須(コバルト)で描かれたものが多く、シルクロード西端と、東端の日本とのつながりを連想させ、このエキゾチックな絵付けの中にも強く郷愁を感じさせる…

大きいだけに非ず 大時計

ヨーロッパに行くと大聖堂など いたるところで大時計にお目にかかるが、巴里 オルセー美術館の大時計の美しさには息を呑む。元駅舎跡を利用して作られたと言う美術館、時計は駅舎当時のものと思われるが フランス人の美意識の高さ凄さがうかがわれる。時計の…