正座

ライフスタイルの変化から、日本の文化ともいえる 「正座」 をする機会がずいぶん減ってきたようですが・・・。 さて今日 献茶会に出かけ、正座してお点前を戴きました、背筋を伸ばし、両手をついてご挨拶をし、戴く一服は清清しくも格別の味でした。また日本伝統文化の一端を垣間見た感じもいたしました。 ただ参加者の中のご高齢の方は足を傷められた方が多く、長時間の正座は気の毒の様子でした。日本文化の継承に「正座」はつき物ですが、正座の重視か、文化継承の重視か、(正座が苦痛で習い事がいやになる)大げさかもしれませんが・・・ここに来て古来のスタイルを見直すことも必要かな・・・とも感じました。三席回らせていただき正座をいたしましたが、最後は私の足も言うことを聞いてくれませんでした。

帰りましてこの話をしたら、これからのお茶事は立礼(りゅうれい)形式が多く取り入れられるでしょう、と言うことで一安心。 では・・・一段と「正座」の機会が失われるという・・・落ち。

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