増女 ・ 桃山の能装束(林原美術館)

今日、能装束を見に行ったが、釘付けになったのは装束でなく この能面。

増阿彌が創出した女面といわれる能面で 憂いを含み引き締まった顔立ちは天女や神女の類に使用される。

この面は池田家伝来の能面の中でも最も古格を示す名品とされている。

じっと見続ける・・・眼にただならぬ気配・・・吸い込まれていく・・・過去何か かかわりがあったような錯覚がよぎる。(誇張)

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麗人熊野(ゆや)は花見の酒宴の場で 母を気遣うみごとな歌を詠む「いかにせん都の春も惜しけれど馴れし東の花や散るらん」惜春の曲である。

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