桃太郎ぶどう

長い年月をかけて品種改良を重ねにかさね、今ここにたどり着いていると言われるぶどう、桃太郎ぶどう。

粒が実に大きくて、子供なら一粒で口の中が一杯になるだろうと思われるくらい大粒だ。これに香りがあれば文句なしだが、香りはマスカットに到底及ばない。

食べてみるとか肉がしっかりしていること(ちょっとぶどうらしくない)良く言えば食感は新感覚。

皮の実分かれが悪いから丸ごと口に入れなくてはいけない、これを是とするかどうか・・・すきずき。

桃太郎ぶどうの特長として糖度が上がると茶褐色の斑点が現れやすくなると言われる。

斑点があると市場では、 見た目が悪いということでクラスが低くなる。

生産者はこれを嫌い、糖度よりも見た目を重視し、早めに収穫するという生産者も出てきて糖度が今一歩と言われる原因となっているようだ。

茶褐色の斑点は、収穫時期が後半になると特に出やすいそうだ。

ぶどうでは完熟と言う言葉は適切と思えないが、果物は何に限らず木で出来る限り熟らせるのが 一番ということだろう。

写真のぶどうは晩期のもので、やや薄茶色が出てきている。言われるとおりさっぱりしてはいるが甘味はある。

このぶどうこれからも改良が重ねられ、どこまで進化していくのだろうか。

こりゃうまい

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