篠笛作りに奥迫川の女竹

女竹の里 迫川

11月上旬は竹の採取に適した時機。

女竹は川沿いによく繁茂するが、川沿いの女竹は成長が早く肉質が軟らかい。山地の女竹は竹質が水っぽくなくハードな竹に成長する。篠笛にはには山地の竹に限るといわれる。

 肉厚のある竹が良いと言う人もいるが決してそんなことは無い、並みの肉厚で身の締まった竹は乾燥しても適当な重量感が有り、音質も非常に良い、これは間違いのないこと。

岡山県南の奥迫川は一本桜の大山桜で有名だが、実は山地女竹の繁茂地として知る人ぞ知る地域。

 今日、前もってお願いしていた奥迫川の区長 橘英雄さんの案内で、女竹狩りを行った。

 この女竹を整理して約一年天日干しをする。この竹での篠笛作りは来年の秋からと言うことになる。

切らせていただいた竹は3~4年生のもの、これまで手に入れた女竹の中では篠笛用としては最高の品質。こんな女竹が地域いたるところに密生しているとは・・・宝の山だな・・・。

09・10・13

奥迫川は一年ぶり、今年も女竹10本(三節のもの)ほど切らせていただいた。

 区長の橘英雄さんの娘さんは漫画家、東京で活躍なさっている岩本ナオさん。

「雨無村役場産業課観光係」と言う漫画の本を戴いた。

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