後楽園界隈Ⅱ・個人地権の堤防・岡山旭川

岡山後楽園に歩いて入るには旭川に架かる鶴見橋を渡るわけだが、その鶴見橋入り口西側の堤防に当たる箇所、土地5~6軒が個人所有となっている。

堤防箇所の堤を個人で思い思いに強度計算もどの程度されているのかも不明のまま、住宅基礎部分として、堤防代わりとして建設されている。

よくぞこれまで洪水に耐えてきたものだ。

この家の前の細い路地には台風の時など川の水がひたひたと上がってくることがある。

国の河川事務所も十分承知の上だが、個人が土地の権利を持っているということが一番の理由で、戦後なんらの手も打たれていない。

気候温暖化で災害が大型化してきているのを聞くにつけ見るにつけ、岡山1級河川旭川の堤防決壊はまずこのあたりだと、地域住民は不安がっている。

ちなみにこの箇所は岡山県岡山市が策定している岡山カルチャーゾーンの一角でA級景観部分、岡山の中心なのであります。

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