2006-02-27 石柱 隣はお夏の墓 日記 片上の茶臼山の麓。 この碑のすぐ隣には『お夏』の墓がある。 苔生した小さな墓がぽつんと一つ。 姫路で清十郎と狂おしい恋に落ちた「お夏」、清十郎処刑の後、所払いになった「お夏」はこの山の峠で茶屋を営み77歳まで生き長らえた。 「お夏」の墓は撮影に耐えられない、が、隣にある石柱は、お夏清十郎の弔いのものと思われる。 彫られたこの字体は異様な雰囲気をほとぼらせ、見る人に二人の恋のすさまじさを未だに感じさせものがある。 2.5メートルはあろうかと思われる大きな石柱だ。 備前市片上にある。